ザックリ!東濃探検隊♪

生まれも育ちも青森県で東濃初心者の「わぁ」が、未知の土地「東濃」をザックリ!探検します♪

【東濃と青森】 方言の一致! その② 多治見弁の番付表から①

ブログタイトルを「東濃探検隊」としておきながら、青森のこと、ラジオのこと、つれづれと称する思い付きの話、果ては妻のこと(苦笑)などばかり書いてきた(^_^;)

そろそろ「東濃」の探検らしいことを書かねば、と思い立って今日のネタ。
一応、これまでに2回だけ方言をネタにはしていたんだけども。

【東濃と青森】 方言の一致! その①「やってまった」 - ザックリ!東濃探検隊♪

【東濃と青森】 方言なのか!それ!? その① - ザックリ!東濃探検隊♪


それはともかく、今回書こうと思ったきっかけが多治見市が出した「多治見弁番付」を見てこりゃ分かりやすい!と思ったから。

それがこちら。

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番付下位

まずは番付の下位の方から。
この番付は4段になっていて、最下位の4段目には津軽弁には似た言葉は無かった。
だがなんと!3段目には4つもある。

左から順に
夕方 = ばんげ(東濃弁) ⇒ ばげ(津軽弁
両替する = こわす(東濃弁) ⇒ くだぐ(津軽弁
小便 = しょんべ(東濃弁) ⇒ しょんべ(津軽弁
乱暴者である = あらけなぁ(東濃弁) ⇒あらげねぇ(津軽弁

まぁ厳密に言うと「両替する」の「こわす」と「くだぐ」は似てるというよりも発想が近い、ということだし、津軽弁の「あらげねぇ」は単に「荒っぽい」ということなんだけど(^_^;)
でも、それ他2つはそのまんま同じと言ってもいい。

距離にして900km近くも離れている青森の津軽地方と岐阜の東濃地方の言葉が似ているということの驚きと喜び!
わぁのように、この二つの土地に根を張って生きたい、二つを繋ぎたい、それぞれを大事にしたいと願う人間からすれば、こんなことでも感動もの!!

この多治見弁(東濃弁)の番付は1992年にまとめられたものなので、今の若い人の意見を取り入れたら、きっと番付の順番は変わってくるし、使用頻度の変化から新しい言葉が入ってくるものもあるだろう。

そういうことで新しいモノを編纂するのも楽しいかもな。
その時は今は東濃に住んでいる各地域からの移住者が、自分とこの方言と似ているモノを挙げてくのも楽しそう。
それがきっかけになって、それぞれの新たな故郷となったこの東濃への愛着が増すかもしれないし、東海かいわいしか知らない地元育ちの人たちに、各地の文化を知ってもらうことにもなるだろう。

・・・と、楽しい妄想をしていたらまた長くなってしまった(^_^;)
つーことで、今日はこの辺で。
へばまた!