ザックリ!東濃探検隊♪

生まれも育ちも青森県で東濃初心者の「わぁ」が、未知の土地「東濃」をザックリ!探検します♪

【青森の話】 いくつになっても親はありがたい&面倒くさい(笑)

この10/5,6,7の3日間は青森に帰って色々なことをした。
感じたこと学んだことも多かったが、特に次の4点は良かった。
その中でも今日ネタにするのは、1つ目の親について。

・ 親や弟家族と会って、安心できたこと。
・ 頼もしい仲間たちに会って、元気をもらったこと。
・ 岐阜と青森をつなぐ新たなビジネスの提案を受けたこと。
・ 若手歴史作家、谷津矢車さんたちの合同サイン会を観察したこと。

不惑を迎えて改めて思うのは、やはり親ってのは自分が何歳になっても心配してくれるし大事に思ってくれる、かけがえのない大事な存在だということ。
「今の時期でも暑い岐阜から来たんだから、風邪をひかないようにと厚めの布団を出しといたよ」
なんていう気遣いに始まり、せっかくだから何か美味しいモノを食べさせてあげようという気持ちだったり、何かしようとしていることに手助けしてくれたり、本当にありがたい。

でもその一方で、70歳も超えてくると色々と意固地になってきて、感情面で割り切れないものがあるせいか理屈が通じなかったりもしてくる(^_^;)
こちらも話を聞いてて親の気持ちが分からないわけじゃないので「気持ちは分かるんだけど・・・」と困ってしまう。
今はまだボケてないから良いのだが、これからボケが進んでくると大変だなぁ(^_^;) と、同居している弟の苦労を思う。

古今東西、子供を虐待したり毒親(どくおや)と言われるようなダメ親でもない限り、親というのは自分が何歳になっても いかに衰えようとも子供を大事に思い支えになりたい、助けたいと思うものだと言う。
だからこそ その思いを逆手に取ったオレオレ詐欺などの特殊詐欺が未だに減らないわけだし。

でも一方で、そうした思いが子供の足かせになることも往々にしてある。
親の常識が古くなっていたり過去の栄光にすがったものになっていて、これからのあるべきあり方どころか今の世間にすら通じないモノになっているのに、“我が子のためを思って” あれやこれやと言ってくることで子供世代を困惑させてしまったり・・・。

子供としては親の思いも無碍にはできないが、従っていては自分が将来的に損をする。
そうしたことがあるとせっかくのありがたい親心も価値が毀損されて、“迷惑だ” ということにもなってくる。
引き際の分かっている親なら親子間のやり取りの中で諦めて引いてくれるが、それができない親だった場合、子供の方から適度な距離感を取るしかない。

親を尊重しつつ、表面的には従いながら「やってみたけど上手くいかなかったから、こういうやり方に変えてみるよ」といった感じでいくしかない。
こういうのは面倒だ。面倒だけど、そうして親を尊重することで、親世代の力や見識も借りながら自分の思うように物事を進めることもできるんだろう。

これから親が何年も生きてくれるわけではない。
ボケずに気持ちを通じ合わせて生きていてくれるのは数年かもしれない。
最悪の事態を考えて、残り少ない時間をお互い大事にして生きていこうと思った。

そんな今回の帰青。
また長くなってしまった・・・。
へばまた!