ザックリ!東濃探検隊♪

生まれも育ちも青森県で東濃初心者の「わぁ」が、未知の土地「東濃」をザックリ!探検します♪

【つれづれ】 青森県民なのに、りんごについて何でも知っているわけじゃない、という話 その①

よくある誤解に、青森県民なら誰もがりんごについて詳しいんだろう、というものがある。
だけどこれは間違い。
少なくとも南部や下北地域の人たちは身近にりんご畑はなく、りんご農家さんとも関わりがないことがほとんど。
代わりというのも変だけど、ホタテの養殖をしている人、イカやマグロの漁師さん、ニンニクや長芋の農家さんなんかが身の回りにいる。

これは例えば、わぁが今住んでいる岐阜県にしても西濃、中濃、東濃、飛騨で全く違うようなもの。
そして日本中どこの地域であっても、何か一つの特徴で簡単に括ることなんてできないようなもの。
だけど不思議なことに我々は一つの県を一つの特徴で括ったり表現したりできるように錯覚してしまう。

それは自分が住む地域以外のことについて意外なほどに無知だったり、他地域を見る時には何か一つを知ったら全てのように思い込むような、変な習性があるからなのかも知れない。
ほとんどの人は自分の身の回りのことしか興味がないし、詳しくもない。
だけどもそれでは不安だから、なんとなく知ったかぶって分かった気になって安心してるんだろう。

最近、ラジオで青森について探求しなければいけなくなって、今さらながら自分の無知ぶりに気づかされ打ちのめされている。
だがソクラテスが言ったように、知らないということを知ることが始まりだ。
無知の知」だ。
少しづつでも知ることを積み重ねていき、山ほどの知らないことの中から「知っていること」を増やしていく作業は、実に知的で活動的で楽しいことだと思う。

こういうこと一つ一つが人生を豊かにすること、そして自分の知識を通じて日々接する家族や仲間たちの人生をも豊かにするんだということが信じられれば、倦むことなく楽しく学んでいける。

短くて儚い人生を実りあるものにするため、そんな人生を家族や仲間たちと楽しく有意義に過ごしていくため、学び続けていこうと思った令和元年10月28日でした。

へばまた!