ザックリ!東濃探検隊♪

生まれも育ちも青森県で東濃初心者の「わぁ」が、未知の土地「東濃」をザックリ!探検します♪

【旅行の話】 長野に感動した! その④

さて、前説2回を経てようやく前回から本題に入った長野の話。

【旅行の話】 長野に感動した! その③ - ザックリ!東濃探検隊♪

譲り合いの精神が無い青森県岐阜県に対して、長野県はメチャクチャ譲る!という話なんだが、昨日の話は車での譲り合い。
今日は飲食店での譲り合いの話。

今回「長野と言えば蕎麦でしょ!」ということで、11月は秋の新蕎麦も終わりに向かう時期だし「ここで蕎麦を食べなきゃ何を食べるの?」ってな勢いで食べに行った。

んで、蕎麦はもちろん美味かったのだけど、それよりも感動したのが今日のテーマ、そう!譲り合いの精神。
以下、長々と書いて申し訳ないがこんなことがあった。

食べログなどで評価の高い某お蕎麦屋さんに入ったところ、ちょうど空いた4人席を店員のお婆ちゃんが片付けているところで、繁盛店なのだろう「すみませんが、もし3,4人のお客様が後から来られたら、カウンター席に移ってもらうかも知れません」と言われた。

車の一件で長野県の譲り合いの精神に感化を受けていたところだったので、二つ返事で「あぁ、いいですよ、もちろんです」と返した わぁ。
まぁ結局わぁんど夫婦が食べてる時は大勢のお客は来なかったので、何事もなく美味しく蕎麦を食べていた。

その後カウンターが空き、奥の4人席が空き、というところで2人のお婆ちゃん客が来て4人席に通されたのだが、店員さんは席移動のお願いのことは何も言わず4人席に通す。
そして注文が終わって蕎麦が出てくるちょっと前ぐらいに今度は幼児連れの若い夫婦が入ってきた。

わぁは長野に感化を受けているので「あら、こりゃ席を空けるために早めに食べ終わらなきゃな」などと思うわけだが、なんと!
4人席に座っていたお婆ちゃん2人が立ち上がってカウンター席に移るじゃないか・・・。
店員さんに何も言われてないのに自発的かつ自然な席移動。
そして若夫婦と幼児を自分たちが座っていた4人席に招いて座らせる、という想像もしなかったウルトラC!!

実際これだけでも驚きなのに、まだミラクルは起きる。
今度は座敷席で食事をしていたグループが食べ終わった後、自分たちが食べた蕎麦のザルなどを片付けてどかし、若夫婦に「赤ちゃんがいるとイス席だと大変でしょう?こっちに移れば?」なーんて声をかけて座敷の方に座らせるということまで・・・。

普通お客さんの間で、そんな阿吽の呼吸の譲り合いが起きるなんて有り得ない。
こりゃ近所の常連さんかお婆ちゃん店員の友達とかじゃないか?などと思いたくなるのだが、どうもそうではないようだった。
なんたる邪推(^_^;)

もちろん、長野県の全部が全部この調子だということではないだろう。
だけど普通なら有り得ないものを見てしまうと、これが「長野県」の素晴らしさなんだ!!!と錯覚してしまう。
それほど驚く出来事だった。

・・・というようなところで、予定の1000字を200字以上オーバーしたので、今日はこの辺で。
へばまた!